大浦太牛蒡の栽培とレシピ

大浦牛蒡を作りませんか。
普通のゴボウより柔らかく、また長さも短かく作りやすい野菜です。

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大浦牛蒡の特徴

なんと言ってもこの形でしょう。
ずんぐりむっくりでゴボウとは思えないスタイルの悪さ?
しかも中が空洞になってます。

完成品。
ぶっといです。

このゴボウは、千葉の大浦地区で江戸時代から栽培されてきたと言われてる伝統野菜です。
見ての通り直径10cmほどで、内側が空洞になってます。
ほっとくと長さも50cm以上になります。

食べて驚くのはその柔らかさ。
普通のゴボウと比べてかなり柔らかいです。
だからと言って繊維質が少ないわけではないので、食べ過ぎには要注意です。

自作した野菜は繊維感が少なく、煮ると直ぐに柔らかくなりますが、繊維質自体はとても豊富なので食べ過ぎないように注意してください。

畑の準備

日当たりの良い、乾き気味の畑で育てます。
酸性土壌に弱いので(最適土壌pHは6~7)、苦土石灰を多めに入れます。
栽培期間が長いの牛糞堆肥を大量に使い、畝を少し高くします。
畑の肥料が切れているようなら、緩効性の化成肥料を使って下さい。
例(1㎡辺り):牛糞堆肥3kg、苦土石灰2握り、緩効性の化成肥料2握り

ゴボウの生育適温は20~25℃です。
寒くなると葉は枯れますが、根は真冬でも傷むことなく収穫できます。
強い太陽が好きですが、湿気にはやや弱いので、乾いた畑か高畝で育てます。
ゴボウは特に連作を嫌うので、畑の管理に十分注意してください。

種蒔きと苗作り

直根なので種を直播きしますが、ジフィーポットを使えば苗を作ることもできます。
ゴボウは日当たりの良いところで育てます(半日陰でも育ちますが成長が遅くなる)。
春先に種を蒔き、11月頃に完成します(完成前に収穫すると更に柔らかくておいしい)。
そのまま畑に放置すれば真冬でも雪の下から収穫可能。
特に難しいことは無く、初心者でも簡単に栽培できます。

ゴボウの種は好光性種子なので、土は薄くかけるようにします。
種を蒔く部分の土を拳などで圧縮し、種を蒔き土をかけたら再度圧着するように押しつけてください。ふわふわな土では発芽に失敗します。
必ず圧着してから水遣りしてください。
種を蒔く所だけ培養土を使ったり、種蒔き後に籾殻などを載せる方法もあります。
種を一晩水に漬けると発芽率が上がります。

種蒔き

4月中旬から5月中旬にかけて種蒔きします。
点蒔きしますが、もし間引きを収穫したいのであれば、すじ蒔きします。
なお好光性種子なので、土は薄くかけてください。

手前側の点蒔きが大浦牛蒡。培養土を使っています。

苗作り

苗を作ることもできます。
直根なのでジフィーポットを使います。
好光性種子なので土を薄くかけ、30℃を維持すれば5日ほどで発芽します。
苗から作るとコントロールしやすくて良いものです。

育成

直播きした種は温度にも寄りますが、5~10日ほどで発芽します。
ゴボウは初期の生長がとても遅いので、雑草の除草に精を出してください。
9月までは毎月一度の追肥をして下さい。

直播きの種の発芽。

ジフィーポットの苗はポットのまま植えます。

播種から40日後。
根の長さ10cm ほど迄なら移植も出来ます。

播種から2ヶ月後。
ジフィーポット苗の分。

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収穫

少しずつ収穫していきます。
家庭菜園では「完成品」は不要です。
食べたいときが完成です。

種蒔きから5ヶ月。
未だ少し細いですが、細いのを味噌漬けにするのもおいしいです。

種蒔きから6ヶ月。まじめに耕さないとこうなりますが、食べては普通においしいです。

こちらは綺麗に完成。

細くても空洞があります。
大浦牛蒡はこう言う性質です。

大浦牛蒡の味噌きんぴら

ゴボウと言えばやっぱりきんぴら。
味噌きんぴらにしました。
ゴボウとニンジンは同時に収穫出来るので、きんぴらにピッタリです。

大浦牛蒡200g(5~10cmほど)。
ニンジンは100g。
調味料は、味噌、ごま油、酒、トウガラシ、砂糖、いりごま。

ゴボウとニンジンを細切りにします(自家製野菜は柔らかいので、太目の細切りが良い)。
採り立てはアクが無いのでアク抜き不要です。
フライパンでごま油とトウガラシを炒め、香りが出たらゴボウとニンジンを炒めます。
油が回ったら調味料を入れて炒め、しんなりしたらできあがり。
お皿に盛ってから、いりごまをパラパラっと。

調味料以外は全部自作。
ゴボウの香りもニンジンの香りも自作野菜は強烈です。
本物の野菜の贅沢な味をお楽しみ下さい。

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